【ジンゲロールとは?】生姜(しょうが)における役割と効果・効能をご紹介!

ジンゲロール(Gingerol)とは生姜(しょうが)に含まれる微量成分です。微量ではありますが生姜の特徴である辛味の要素の一つがジンゲロールです。また、ジンゲロールは生姜の効果・効能における重要な薬効成分でもあり、漢方の生薬にもなっています。

ジンゲロールは発音の違いによってギンゲロールと表記されることもありますが、もともと生姜の英語名であるジンジャー(ginger)に由来しているため、日本では一般的にジンゲロールと呼ばれます。

ジンゲロールは生姜(しょうが)の辛味の主役

生姜(しょうが)には「ジンゲロール」「ショウガオール」「ジンゲロン」という三つの辛味成分があります。その中で最も多く含まれているのはジンゲロールです。そしてショウガオール、ジンゲロンはジンゲロールが乾燥や熱、分解などで変化した物質で、生姜の辛味の大元は全てジンゲロールによるものなのです。そういった意味からジンゲロールは生姜の辛味の主役と言えます。

最初のピリッとした辛味はジンゲロール

ジンゲロールとショウガオール、ジンゲロンは三つとも辛味成分ですが、微妙にその味が違います。

ジンゲロールの辛さは、ピリッとキレのある辛さです。

生姜(しょうが)を注意して味わうと時間と共に辛さが微妙に変化していることに気付くと思います。

これは、前述の通りジンゲロールは外部からの反応によってショウガオールやジンゲロンに変化するため、生姜に含まれるジンゲロールが時間と共に減ってくる傾向にあるからです。

生の生姜をすりおろして、すぐに舐めた時に感じるピリッとした感じがジンゲロールの辛味です。

薬味として生姜を使う場合はこのキレの良い辛さが美味しさの秘訣なので、できるだけ食べる直前に生姜をすりおろすのが良いでしょう。

ジンゲロールは変質しやすい

ジンゲロールは乾燥や熱に弱い性質があります。その為、調理過程や時間の経過と共にジンゲロールは減少していきます。

生姜の辛味が調理や保存期間によって変わってくるのはこの為です。収穫してから時間の経った生姜の辛味が強く感じるのはジンゲロールが減って別の物質に変化してしまうのが大きな要因です。

後述するジンゲロールの効能や効果も落ちてくるので、ジンゲロールの辛味や効果を期待するのであれば、食べる直前に生の生姜を調理に使うことをお勧めします。

尚、ジンゲロールが乾燥したり熱が加えられるとショウガオールやジンゲロンといった別の辛味成分に変化します。

ジンゲロールが多く含まれる生姜(しょうが)の品種と部位

生姜(しょうが)の分類には大きく分けて大生姜、中生姜、小生姜がありますが、ジンゲロールが一番含まれているのは小生姜です。小生姜の中でも「金時生姜」という品種に多くジンゲロールが含まれていると言われます。ただし、一般的な大生姜にも十分ジンゲロールは含まれているのでそれほど気にする必要はないでしょう。

また、ジンゲロールは皮のすぐ近くに多く含まれています。ジンゲロールの辛味や効能を期待する場合は、皮をよく洗って皮ごと調理するのが良いでしょう。

ジンゲロールに期待できる効果・効能

ジンゲロールは漢方やアーユルヴェーダ、ヨーロッパのメディカルハーブなどの材料に使われ、世界的にも古くから健康効果があると考えられてきました。実際にその効能は多くの研究報告で実証されており、現在でも盛んに研究が行われています。

ジンゲロールの主な効能

ジンゲロールの代表的な効能には以下のものがあります。
※このサイトにおいて「効能」とはその物質が持つ直接的な健康機能のことを意味します。

発汗作用

ジンゲロールは体内に入ると一時的に体の表面の温度を上げ、発汗(汗をかく)させる効能があります。汗はかきますが、その後は皮膚の熱が奪われるため体温は下がります。

手足の血管の拡張

 

殺菌作用

 

炎症を抑える効能

 

抗酸化作用

 

 

 

 

ジンゲロールに期待できる主な効果

ジンゲロールに期待できる代表的な効果には以下のものがあります。
※このサイトにおいて「効果」とその物質が持つ効能によって期待できる健康効果のことを意味します。必ずしもその効果が得られるわけではありません。

風邪の時の解熱効果

血行を良くする

冷え性にはジンゲロールだけでは逆効果

生姜(しょうが)は冷え性を改善する効果があることはよく知られています。ジンゲロールも血行をよくしたり、体の表面の温度を上げるので冷え性に効果的と言えます。ただし、ジンゲロールが持つ発汗作用によって一時的に体温が上がるものの、その後は体温が下がるので冷え性には逆効果になる恐れがあります。

冷え性改善効果を期待する場合は、ジンゲロールだけでなく体を温める効能のあるショウガオールも多く摂るようにしましょう。ショウガオールは生姜を温めるだけで摂取できるようになります。

 

 

 

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます

関連記事

記事はありませんでした

no image
【ジンゲロールとは?】生姜(しょうが)における役割と効果・効能をご紹介!

ジンゲロール(Gingerol)とは生姜(しょうが)に含まれる微量成分

no image
生姜(しょうが)の概要

生姜(しょうが)は東南アジア原産の多年生の植物の根です。栄養的にはあま

no image
生姜(しょうが)の種類

まず、ひとことに「生姜(しょうが)」といっても、実はいろいろな種類があ

no image
生姜(しょうが)の保存方法

生姜(しょうが)を保存するときは、表面を乾かしてからラップ材などで包ん

no image
生姜(しょうが)の注意点

こんな人は生姜(しょうが)の摂取を避けてください。 世界中で副作用の

→もっと見る

PAGE TOP ↑